ヒーローモードから紐解くSplatoon2の世界観
前回の更新から大分時間が空いてしまいましたが、イカがお過ごしでしょうか?
スプラトゥーン大好き人間です。
現在、コロナが流行っていて生活変化を余儀なくされている方も多いのではないでしょうか?
この事態がいち早く収束出来るよう、私達も自分に出来ることを1つずつしていきたいですね。
さて、今回からはいよいよSplatoon2の世界観へと入って行きます。
オクトエキスパンションまであと少しですね!(何年温めるのか)
まだ無印の方の世界観考察を見ていないという方がいたらこちらからどうぞ
ヒーローモードから紐解くSplatoonの世界観1 - 気まぐれスプラトゥーン考察
1から見なくても、3さえ見ておけば重要な伏線は確認できると思います。
より楽しみたい方は1からご覧下さい。
無印最後のフェス
Splatoonのラストフェスは、シオカラーズのアオリ派かホタル派の対決でした。
48時間続いたフェスですが、結果は接戦の末ホタル陣営の勝利!(ホタル派のワイ歓喜)
試合中に初めてシオカラ節が流れてきたりと、とてもテンションが上がる2日間でした。
ただ、お互いが大好きなシオカラーズの2人はこういった結果は出てしまったものの、フェス中の掛け合いはお互いを尊重し合ってて、とても尊いので動画を探してみてください。
こうして、初代Splatoonのラストフェスは大団円という形で幕を下ろし、舞台はSplatoon2のハイカラスクエアへと移ります。
…が、ここで事件が起きるのです。
消えたアオリちゃん
はじめこそ駆け出しで人気急上昇中のアイドルだったシオカラーズでしたが、ラストフェス後は仕事の幅が増え、ソロの仕事が増えてきた2人。
今までずっと一緒に生活をし、一緒に仕事をしてきた2人でしたが、多忙を極めすれ違いの日々が続きます。
そんな多忙の日々にも暇をつくり、2人揃ってシオカラ地方に里帰りすることになったが----というシオカラ小説が公式に載っているので、是非見てみてください。
要約すると、アオリちゃんとアタリメ司令、オオデンチナマズとDJタコワサ将軍、そして3号が揃って姿を消してしまったというものです。
そこで、またオクタリアンの仕業かも知れないと危機感を募らせたホタルちゃんは、新たな仲間を探すためハイカラスクエアへと行くのです。
これが、Splatoon2のヒーローモードの入りになります。
Splatoon2のヒーローモード
2のヒーローモードの目的は消えたアオリちゃんとオオデンチナマズを取り返しに行くというものです。
ハイカラスクエアの片隅に着物姿のホタルちゃんが立っているので、近くへ行くとマンホールへと入って行くので追いかけて行きましょう。
いやー、それにしても着物姿のホタルちゃん可愛いな()
ちなみに、ハイカラスクエアでは休業中のシオカラーズに代わり、テンタクルズというアーティストユニット、ヒメとイイダがハイカラニュースのパーソナリティを務めています。
イイダは実は(と言わずとも見てすぐわかるとは思いますが)オクタリアンなのですが、インクリング達は見た目の違いなどさほど気にしていないようで、相方であるヒメですらタコだとは気づいていないようです。
ミステリーファイルから世界観を紐解く
今作でもミステリーファイルは多数あり、その数27個にもなるんですが、その中でも重要な部分を掻い摘んで紹介していきたいと思います。
まずは、前作からいるジャッチくんと、今作増えたコジャッチくんに対するミステリーファイルから。
ジャッチくんは正真正銘1万2千年前から時を越えてきた哺乳類でしたが、なんとコジャッチくんは博士に作られた1万2千年後に初めて生まれた哺乳類だったんですね。
息子の様に愛するジャッチくんが、1万年後の世界で1人で悲しまないようにという博士からのプレゼントでした。
しかし、博士が遺したものを大切にするあまり、2千年もの間ジャッチくんは独りで過ごしてしまうなんて、なんとも皮肉な話ですね。
今回はイカのおっちょこちょいのおかげで救われましたが。
今回、オクタリアンに囚われてしまったアオリちゃんですが、今作のヒーローモードでのインクにラメが含まれていたり、前作の無骨だったタコツボバレーの雰囲気が一変し、華やかな印象になったのはどうやらアオリちゃんのおかげだったようですね。
アオリちゃんはタコワサ将軍に付けられたサングラスのせいで操られており、最終面で4号(今作のプレイヤー)と対決をするんですが、こういう面でアオリちゃんらしさが残っていたようで、そのお陰でホタルちゃんの声が届いたんだと思われます。
先程少し話したテンタクルズのファイルです。
シオカラーズも出たちびっこ民謡選手権に、子供時代のヒメも出場し、声で機材を破壊してしまったというもの。
ヒメはどうやら特殊な声帯の持ち主の様で、類まれなるラップセンスを持っているのですがその声帯のせいで機材を破壊してしまうため、順風満帆だったシオカラーズとは違い辛い下積み時代を送ったようです。
ヒメはモンガラキャンプ場やマンタマリア号を所有している会社の社長令嬢なのですが、お金の力でプッシュしてもらわなかった辺りを見ると音楽に対してとても真剣であったことが伺い知れますね。
こちらは前作のヒーローモードの最終決戦についてのファイルです。
あの最終決戦をオクタリアンであるイイダは見ていたようですね。
このライブとも見える決戦を見て、イイダはDJになる為に技術を磨き、ヒメと共にイカの世界でアーティストとしてデビューします。
ハイカラニュースなどで度々言われる事ですが、ヒメが機材を破壊してしまうため、そうならない為の特殊な調整をタコ持ち前の機械知識で行い、ヒメが人前で歌えるようになったそうです。
アオリちゃん、ホタルちゃんへアタリメ司令からの書き置きのファイルです。
今作のヒーローモードをプレイした方なら分かるとは思いますが、シオカラ小説で姿を消したのはアオリちゃん、タコワサ将軍、オオデンチナマズ、アタリメ司令、3号の5人(?)だったにも関わらず、ストーリー上で発見されたのはアオリちゃん、タコワサ将軍、オオデンチナマズの3人(?)だけです。
では、アタリメ司令と3号はどこへ行ったのか…?
そう、これこそがオクトエキスパンションへの伏線だったのです!!
オクトエキスパンションは奥の岬へと向かったアタリメ司令が、道中でシオカラ節を魂に宿し行き倒れていたオクタリアン(後の8号)を助けるところから始まります。
今回は文字数の関係上一部しか紹介しませんでしたが、他にも今作からの新要素であるサーモンランに関するファイルなど、スプラトゥーンの世界観を深めるためのファイルが沢山あるので自分の目で確かめてみてください。
スプラトゥーンをもっと好きになること請け合いです!
次回は、ようやくオクトエキスパンションの内容へ入って行くのでよろしくお願いしますね!